着替えの時間は給与出ない・これってサービス始業じゃないの?

タイムカードというものがバイト先にあるところだと、店にもよりますが、バイト始業時の制服などに着替えてからタイムカードを押すようにと、規則として口頭で伝えられたり、雇用契約書にかかれていたりします。普通そういうものだとスルーしている人も多いでしょうが、これってよくよく考えるとおかしくないかと思う人もいて当然だと思います。制服を着替えるということは、仕事に対しての準備、つまりプライベートな時間ではないのですから、これは含まれていて当然だとする考え方も一理あります。着替えるのは雇用する側の言いなり、言ってしまえば命令に従っているのですから、それに対して賃金が支払われないということは、プライベートでパンを買いにいかされたり、なんか嫌じゃないですか?仕事でもないのに上司に命令られたことを守らないといけない。これって実際のところは法律的にどうなんでしょう。

着替える時間は給与を支払われるべき?

この事例は裁判で問題にもなり、着替えの時間に賃金が含まれないのはおかしいと訴えた労働者が最終的に勝利しました。法律的にも、着用を義務付けられた制服や作業服などに着替える場合、賃金が支払われるべきという見解です。なぜかというと、労働者が使用者の指揮命令下に置かれていると言えれば労働時間となるからです。命令に従って、いわば業務をこなしている時間ということなので、賃金は支払われて当然というわけです。

昼休み中にリラックスしたいのに電話番をさせられた

昼休みの場合はどうでしょう、バイトで時間制で働く場合、休憩時間として60分など規定の時間を定められている場合がほとんどです。この時間中に電話番をするというのは、実際に電話がかかってこなかったからいい、という問題ではなくて、その間はデスクに待機しないといけないわけですから、見張りのような立ち場になります。仕事でいうとガードマンの状態、時間を拘束され、プライベートな時間を奪われるわけですから、賃金が発生するべきなのは当然ともいえます。逆に仕事中に飯食うのはけしからん、などと反論されたら、飯を食うのは当然、その上、業務も併用させられるのだから、別で時間を設けてほしいというのも正論です。電話番は会社の顔なわけですから、緊張状態で飯を食べるので、全然リラックスできません。法律的にもこれは賃金が発生してしかるべきという見解になっています。